【実際どう?】ワイヤレス防犯カメラ(屋外用)は安全?メリット3つとデメリット3つを徹底解説
2019.10.01
来年2020年に開催される東京オリンピックを控え、防犯カメラの需要は右肩上がりで増えていっています。
- ホテル
- レストラン
- マンション
- オフィスビル
など色々な場所に防犯カメラが設置されていると思いますが、まだまだその数は増えていくでしょう。
実際に屋外に設置を考えた場合、「配線がたくさん出て、見た目が悪くなるかもしれない。」と思われた方もいるかもしれません。
その悩みを解決するのが「ワイヤレスの防犯カメラ」です。
今回はワイヤレス防犯カメラのメリット・デメリットについて紹介をしていきますので、防犯カメラの設置を検討される場合はしっかりとお読みください。
目次
ワイヤレス防犯カメラとは
ワイヤレスカメラは無線カメラのことです。
カメラで撮影した映像をケーブルを通さないで、電波によって映像を受信機に送信する防犯カメラのことを指します。
通常のカメラは配線が必要になりますが、ワイヤレスカメラには配線がありません。
有線防犯カメラとは
ワイヤレスタイプとは別に「有線タイプ」の有線防犯カメラもあります。
この有線防犯カメラは、カメラとモニター間をケーブルでつなぐ必要があります。
ワイヤレス防犯カメラ3つのメリット
それでは防犯カメラの中でもワイヤレスのものは他と比べてどのような点において優れているのかを紹介していきます!
ワイヤレス防犯カメラ メリット1.設置が簡単である
ワイヤレス防犯カメラは、防犯カメラとモニター間の配線が不要なため、屋外の高い場所に配置する際にも簡単に設置することができます。
電波の届く範囲であれば気軽に設置することができます。
普通であればケーブルの準備や配線ルートを確保する必要がありますが、その手間が省けることはメリットとして言えるでしょう。
ワイヤレス防犯カメラ メリット2.家の壁に穴を空けなくて良い
屋外に防犯カメラを取付ける際でも配線を引き込む穴を開ける必要がでてきますが、ワイヤレスの場合はその必要がないことが大きなメリットです。
ワイヤレス防犯カメラ メリット3.改装などに対応しやすい
店舗の改装を行った際などに移動しやすいということも屋外用のワイヤレス防犯カメラは便利です。
新しい置物を置いた際に映像に死角が生まれてしまったりしても、ワイヤレスであれば簡単に移動することができます。
棚のレイアウトを変える頻度が多い場合などにはオススメです。
ワイヤレス防犯カメラ3つのデメリット
ワイヤレス防犯カメラ デメリット1.画質が下がってしまう
屋外用ワイヤレス防犯カメラのデメリットとして、高画質の映像を送ることが出来ない。ということが挙げられます。
その理由は2.4GHz帯という種類の周波数帯を使用しており、法律で通信速度制限が設けられているからです。
ワイヤレス防犯カメラ デメリット2.設置場所の規定がある
ワイヤレス防犯カメラは電波が届かない場所には置けませんので、その制限がかかります。
建物や壁の材質、枚数などで電波到達距離が変わり、コンクリートやヘーベル材等の壁面をまたぐ場合はとくに遮断されやすく電波が飛ばない恐れがあります。
また周囲の電波状況により電波干渉してしまう可能性もあるため、どこにでも設置できるというわけではありません。
ワイヤレス防犯カメラ デメリット3.比較的高価になる
最近ではスマートフォンと連携できるタイプも増えており、高性能な屋外用の防犯カメラがありますが、やや高価になりがちです。
高性能のカメラと同クラスのカメラを比較した場合に、業者にお願いしたとしてもトータルとしては有線の防犯カメラのほうが安くなる場合もあります。
一度、実際にかかるコストを把握した上で導入されることをオススメします。
ワイヤレス防犯カメラを使うのに必要なモノ
屋外にワイヤレス防犯カメラを設置する際
- インターネットの回線
- スマホ・パソコン
- 電源
が必要になります。
ワイヤレスカメラはとても大きなデータ量を通信するため、光回線やWimax2+等の高速通信が可能な回線がオススメです。
ワイヤレス防犯カメラはネット回線がないと使えない
ワイヤレスカメラは基本的にインターネットの回線がないと使用することが出来ませんので注意してください。
ポケットWi-Fiなどの場合は一定の通信容量を超えると速度制限がかかってしまうのでオススメではありません。
気付かずに解約してしまった場合などは、防犯カメラが作動しなくなってしまいますので、その恐れがある場合は有線の防犯カメラの方がいいでしょう。
ワイヤレス防犯カメラをどこに何台設置すればいいのか分からない?
防犯カメラを複数繋ぐとWi-Fiの接続があまり良くなかったりします。
あなたのお店、ご自宅にあった防犯カメラはどれなのか、どの防犯カメラをいくつ用意すればセキュリティ上安全なのかなどはぜひ弊社にご相談ください。