【AHDカメラ】オススメ3選と4つの規格(HD-TVI・SDI・CVI)について徹底解説!(2019年最新版)
2019.10.12
目次
はじめに
今回は防犯カメラの種類であるAHDカメラ、HD-TVI・SDI・CVIなどのアナログカメラについてメリット・デメリットについてまとめていきます。
またオススメのAHDカメラについても紹介しますので、しっかりとお読みください。
AHDカメラはアナログハイビジョンカメラのこと
AHDは(Analog High Definition)の略で、アナログ配線でハイビジョン画質の監視が可能になる防犯・監視カメラシステムのことを指します。
AHDにはハイビジョンのAHD1.0(1280×720)とフルハイビジョンのAHD2.0(1920×1080)の2つがあります。
従来のアナログカメラをご利用の場合は既設の配線をそのまま利用でき、 コストを抑えた機器の入れ替えが可能です。
AHDカメラのメリット1.HD画質の映像
AHDカメラではHD画質の映像をレコーダーで録画、再生することが可能です。
今までアナログカメラを使っている場合でも今までの配線を活かしながらHD解像度での高画質監視・録画・再生が可能になりました。
映像がHD画質になることで、警察に映像を提供する際もより明らかな情報を提示することができます。
AHDカメラのメリット2.長い距離の配線が可能
AHDカメラは長い距離の配線を可能にしました。
配線距離は300メートル~500メートルでを実現し、HD映像の映像を送ることができます。
配線ケーブルの種類によっては映像の劣化などが起こってしまう可能性はあります。
AHDカメラのメリット3.既存の配線を活用できる
AHDカメラは既存のケーブルを利用することが出来ます。
カメラとレコーダーを替えるだけで、そのまま配線を移行できるのは非常に便利です。
また、AHDカメラだけではなく既存のアナログカメラへの接続が可能ですので、AHDカメラとのハイブリットシステムを構築することができます。
既存の配線を活用できることにより、工事コストを下げられることは非常に助かります。
アナログハイビジョンの規格は4つ
現在国内で利用されているアナログハイビジョンは
- AHD
- HD-TVI
- SDI
- CVI
の4種類です。
今回はこのひとつひとつのメリット・デメリットについて紹介していきます!
アナログハイビジョンの規格:AHDとは何?
AHDとはAnalogue High Definitionの略称です。
高画質のデジタル映像を伝送時にアナログ情報に変換し、伝送後に再度デジタル情報にすることでハイビジョン画質の映像が記録できるシステムです。
デジタルハイビジョンの規格として世界的に最も普及している規格です。
AHD1.0と呼ばれる規格では720p(1280×720)映像しか伝送できませんでしたが、
後に生まれたAHD2.0規格では1080p(1920×1080)映像も伝送できるようにな、より高画質な映像を提供することが可能となりました。
AHDカメラのメリット・デメリット
AHDカメラのメリットは
- 既存の配線を利用できる
- HD画質・フルHD画質を最も安く導入可能
- 長距離配線が可能
などということが挙げられます。
後で紹介するHD-SDIを除いたHD画質カメラとして、リリース時期が他の規格より早く、一番低いコストで導入できることから普及率が最も高く、ラインナップも豊富です。
AHDカメラのデメリット
- AHD1.0、AHD2.0、AHD3.0の互換性に注意
- ノイズの影響を受けてしまう
互換性については事前に確認が必要で、同じ規格であっても録画対応機器の解像度以上の解像度で入力させた場合、映像が表示されません。
AHDカメラで解像度を変更できるタイプであれば問題ありませんが、解像度を下げられないものであれば利用することが出来ませんので注意してください。
アナログハイビジョンの規格:HD-TVIとは何?
HD-TVIは(High Definition Transport Video Interface)はアメリカのTechPoint社が開発した防犯カメラ・監視カメラの新しい規格です。
HD-TVI防犯カメラと言われることもあります。
HD-TVIでは非圧縮のフルHD映像を撮影することにより、アナログ伝送状態を用いて映像を送信するため、多く普及しているアナログカメラシスt無同様の配線距離を維持しなあgら、フルHD画質の映像をとることができます。
HD-TVIもAHDカメラと同様に4メガピクセル解像度(4MP)、5メガピクセル解像度(5MP)の製品が新たにラインナップし始め、現在では4K解像度のモデルもあります。
HD-TVIカメラのメリット・デメリット
メリットは
- 200万画素を超えるフルHD映像
- 長距離でも配線が可能
などがあり、AHDカメラ同様にアナログカメラの配線システムを活用することができます。
AHDカメラと比較してもHD-TVIカメラの方が少し画質が良いです。
HD-TVIカメラのデメリットは
- 少し価格が割高である
- 商品数が少ない
といったことが挙げられ、コスト面で見るとAHDカメラの方が抑えることができるのとAHDカメラの方がラインナップは多くなります。
アナログハイビジョンの規格:HD-CVIとは何?
HDCVI(High Definition Composite Video Interface)はルHD解像度を実現する規格のことです。
AHDカメラやHD-TVIカメラと同じように非圧縮のHD画像を撮影することが出来ます。
HD-CVIカメラのメリット・デメリット
メリットは
- 他のアナログタイプと比べて画質が良い
- 価格が割安である
- 長距離の配線が可能
HD-CVIカメラは画質がよく、AHD2.0、HDCVIと比較しても一番画質がキレイに映ります。
HD-CVIカメラのデメリットは
- 配線距離が少し短い
- 商品数が少ない
デメリットとしては、中国メーカーのOEM商品でしか作られていないため、商品数が少ないということが挙げられます。
アナログハイビジョンの規格:HD-SDIとは何?
HD-SDI (High Definition-Serial Digital Interface) とは、ハイビジョンに対応したビデオ信号伝送規格です。
HD-SDIカメラのメリット・デメリット
メリットは
- 高精細な画像を実現できる
- ノイズに対する耐性がある
デメリットは
- 配線可能距離が短い
- 他と比べて割高である
アナログハイビジョンの規格:EX-SDIとは何?
EX-SDI(Extended-Serial Digital Interface)はHD-SDIの規格を進化・拡張させたビデオ信号伝送規格です。
HD-SDIでは配線距離が短かったのですが、その部分を改善し、かつフルHD画質を実現しています。
EX-SDIカメラのメリット・デメリット
メリットは
- HD-SDIと同等の高画質
- 長距離の配線が可能
- 4K解像度にも対応
最大で350メートルまで配線することができるにも関わらず、HD-SDIと同等の高画質であることがEX-SDIカメラのメリットになります。
EX-SDIカメラのデメリット
デメリットは
- 価格が割安である
- 商品数が少ない
EX-SDIはHD-SDIの次にコストが高くなってしまいます。
また日本での商品数はまだまだ少ないのが現状です。
AHDカメラのオススメ3選
それではおすすめのAHDカメラを3つご紹介します。
AHDカメラのオススメ1.JP-16D8T2CE-IT3ZE
AHDカメラのオススメ2.JP-16D0T2CE-VFIR3E
AHDカメラのオススメ3.JP-56H0T2CE-VPIT3ZE
AHDカメラのワンケーブルのメリット
AHDカメラのワンケーブルは配線周りがすっきりと整理されて見えることがメリットとして挙げられるでしょう。
また、工事代金なども配線が少ないことにより安価に抑えることが出来ます。
AHDカメラはオススメの防犯カメラ
いかがでしたでしょうか?
AHDカメラは今一番おすすめの防犯カメラといっても過言ではないほど素晴らしい商品です。
より高画質な映像を残したいという場合はAHDカメラはオススメです。
AHDカメラについてのお問い合わせは下記よりお願いします。