ネットワークカメラの設定は簡単!初心者でも分かるように3STEPで解説!
2019.10.13

この記事では「ネットワークカメラ(IPカメラ)の設定って難しいんじゃないの?」という初心者がよくつまづいてしまうポイントについてまとめてみました。
防犯カメラの設定を行う上で
- 「ポート開放」
- 「プライベートIPアドレス」
- 「ローバルIPアドレス」
といった難しい言葉もでてきますが、そちらの解説もしていきます。
目次
ネットワークカメラ(IPカメラ)とは
ネットワークカメラはカメラとパソコンが一つになったものです。
インターネットではIPアドレスという認識番号があるのですが、そのIPアドレスを個々に持っているのがネットワークカメラです。
ユーザーはネットワーク経由で、近くからでも遠くからでも、屋外にいてもリアルタイムで映像が見れたり、管理することができます。
ネットワークカメラ(IPカメラ)の設定手順
手順は大きく3つです。
- 設定手順.接続を行う
- 設定手順.ユーザー名とパスワードを打つ
- 設定手順.詳細設定にて入力を行う
を順々に紹介していきます。
手順に関してPDFで今すぐみたいという場合はこちらをご覧ください!
ネットワークカメラ(IPカメラ)の設定手順1.接続を行う
まずはネットワークカメラが使用できるように
- 防犯カメラ
- ビデオレコーダー(ハードディスク)
を用意します。
まずレコーダーに
- 防犯カメラ
- モニター
- パソコン
- 電源ケーブル
- マウス
を接続します。
そしてレコーダーの電源をオンにします。
ネットワークカメラ(IPカメラ)の設定手順2.ユーザー名とパスワードを打つ
最初のセットアップを終えた後「初回起動時のパスワード設定」を行います。
ネットワークカメラ(IPカメラ)の設定手順3.詳細設定にて入力を行う
次に
- タイムゾーン
- 時刻
- ネットワーク情報
- ポート
- HDDの初期化
- IPカメラの追加設定
- 録画設定
などの設定を行います。
ネットワークカメラのタイプによっては、多少操作が違ってくるかもしれませんが、かもしれませんが、このような設定を行っていきます。
ネットワークカメラ(IPカメラ)の設定は簡単
ネットワークカメラの設定は思っているよりも簡単です。
どのような仕組みで防犯カメラが機能しているのか。を知りたい場合は
『ネットワークカメラ(IPカメラ)の仕組みを分かりやすく解説!【初心者向け】』
もあわせてお読みになることをオススメします。
設定を進めていく上でネットワークカメラの全体像が分かっておくと設定もよりスムーズに行えると思います。
ネットワークカメラ(IPカメラ)の設定に関する用語
それではネットワークカメラの説明書に出てくる可能性のある用語について紹介をしていきます。
グルーバルIPアドレス
グローバルIPアドレスとは、インターネットにおける自分の住所(アドレス)のことです。
同じIPアドレスは同時に他に存在しない数字なので、その身元を保証してくれるパスポートのようなイメージだという方が分かりやすいかもしれません。
プライベート(ローカル)IPアドレス
プライベートIPアドレス(ローカルIPアドレスとも)はローカルネットワーク(ルーターと接続されたネットワークカメラ、PC、ゲーム機などの自宅にある機械)にそれぞれルーターが割り振るアドレスのことです。
住所の例えを使うなら名前つきの私書箱のようなものだとイメージしてください。
ただ、ややこしいのが、形式上はグローバルIPアドレスと同じ形式をとっているため、一見するとグローバルIPアドレスのように見えますが、プライベートIPアドレスを使ってインターネット(グローバルネット)に接続することはできません。
プライベートIPアドレスの上に、グローバルIPアドレスがあるというイメージです。
ポート開放とは
ポート開放は正式には「ポート転送設定」のことをいいます。
ポートとは簡単に言うとデータの送受信を行うための通り道です。
通常インターネットに接続する際には外部からの不正なアクセスを遮断するために「ポートフィルタリング機能」というものを使用してポートに制限をかけ、セキュリティを強化します。
しかし、このポートフィルタリング機能により外部との交信が遮断され、接続要求を受けることができなくなってしまうので一部のサービスが利用できない状態になることがあります。
そしてポートフィルタリング機能の一部を解除しこれらのサービスが使用できる状態にすることをポート開放と呼びます。
ネットワークカメラ(IPカメラ)の設定を行えない場合はDDNS設定の可能性も
ダイナミックDNSとは(Dynamic Domain Name System)の略称です。
自宅のネットワークに設定されていたグローバルIPと新しく割り振られたIPアドレスを紐付けてくれるシステムです
一般的によく使われるNTTのフレッツ光などの光回線サービスではグローバルIPアドレスが再発行されるので、新たに割り振られる場合もあります。
そういった場合にはダイナミックDNS(Dynamic Domain Name System)と呼ばれる自宅のネットワークに設定されていたグローバルIPと新しく割り振られたIPアドレスを関連づけてくれるシステムがあります。
このダイナミックDNSが必要かどうかはあなたがお使いのWi-Fiの種類によって変わってきます。
ネットワークカメラ(IPカメラ)設置のお悩みがある場合は
- ネットワークカメラ(IPカメラ)のどれがいいのか分からない。
- 初めて防犯カメラを購入するのに何から始めていいのか分からない。
- もっと詳しく防犯カメラについて知りたいという
場合はぜひ弊社にご連絡ください。