【防犯カメラステッカー】その効果と3つの注意点について徹底解説(2019年最新版)
2019.10.02
目次
防犯ステッカーは安全を守るモノ
侵入窃盗の手口の39%は空き巣です。
そのほかに出店荒し(閉店中の店舗に侵入し、金品を盗むこと)が約21%、忍込み( 夜間家人等の就寝時に住宅の屋内に侵入し、金品を盗むこと)が約9%と続いています。
侵入窃盗の場所別発生状況は、住宅が54.9パーセントを占めており、その内訳は
- 一戸建て住宅 25.8パーセント
- その他の住宅 19.6パーセント
- 中高層住宅(4階建て以上)9.5パーセント
となっています。
防犯ステッカーは家を守る一つの手段として利用することが出来ます。
防犯ステッカーの効果とは
出典:SECOM
防犯ステッカーとは100円ショップや、ホームセンター、Amazon・楽天などのネットショップでも販売されているステッカーのことです。「監視カメラ作動中」を例として、空き巣や侵入者へ警告を行う旨のメッセージが記載されていることが特徴です。
防犯ステッカーは外から侵入してくるであろう場所や、防犯カメラが設置出来ない場所へ貼り付けて、不審者の犯罪を起こす気力を削ぐことを意図しています。
また、防犯カメラステッカーには犯罪行為を抑止する意味以外にも該当するエリアが監視・撮影・録画されているということを、近所の方々に断りを入れるという重要な役割も果たします。
防犯カメラをすでに導入されている場合にもオススメです。
ダミーの防犯ステッカーはあまり意味がない?
防犯ステッカーがダミーだと知られてしまうと意味がなくなってしまいます。
全く防犯効果を成しません。
ですので、今からお伝えする注意点をしっかり守り、防犯ステッカーを貼ってみてください。
防犯ステッカーを貼る際の注意点3つ
それでは防犯ステッカーを貼る際の注意点について紹介していきます。
防犯ステッカーを貼る際の注意点1.ホコリをとる
防犯ステッカーを貼る前には、貼る場所のホコリや汚れをしっかりと拭き取っておいてください。
また、気泡やシワが入らないように中央部より端に向けて、しっかりと貼り付けることを注意してください。
防犯ステッカーを貼る際の注意点2.湾曲部や凸凹の面には貼らない
防犯ステッカーを湾曲部に貼る際はすぐに剥がれてしまう原因になるので注意してください。
また、表面に凸凹がある壁だと接着が弱く、剥がれやすくなってしまいます。
出来る限り、平らな面に貼り付けるようにしてください。
防犯カメラを屋内に貼る場合は、蛍光灯や白熱灯などの光源に長時間さらされますと色あせが発生する場合がありますので、できるだけ光源から離して貼ってください。
防犯ステッカーを貼る際の注意点3.ダイソーのステッカーは避ける
防犯ステッカーは100円均一でも購入することが出来ます。
ただ、犯罪者は100円均一で売っているステッカーを見て「この自宅はセキュリティが甘い」と思う可能性は0%ではありません。
できる限りオリジナルのステッカー、また赤や黄色がメインカラーとなり非常に目立つ色の防犯ステッカーを選ぶようにしましょう。
防犯ステッカーは防犯カメラと併用するモノ
防犯ステッカーだけでなく防犯カメラも設置することによりさらなる防犯効果を期待することができます。
現在、防犯カメラを持たれていて防犯ステッカーを貼られていない場合はしっかりと貼るようにしましょう。
防犯ステッカーを貼ることは義務なのか?
防犯ステッカーを貼ることは義務ではありません。
また、防犯カメラを設置し録画することを報告することも義務化されていません。
ただ防犯カメラが原因でプライバシー侵害の問題が起こる可能性はあります。
ですので、防犯カメラを設置する場合は「防犯カメラ作動中」といった防犯ステッカーを貼られた方がいいかもしれません。
また、防犯ステッカーを貼っていると、泥棒を行おうとした人も警戒しますので貼っておいた方がいいですね。
防犯カメラのステッカーを効果的に使うポイント
防犯ステッカーは
- 目立つ場所に貼る
- 目立つデザインにする
- 目的に応じて控えめにする
などのポイントがあります。
幼稚園や保育園などの場所に防犯ステッカーを設置する場合は、安心させることが目的などで威嚇を意図とした防犯ステッカーは避けるべきです。
状況や場所に合わせて防犯ステッカーを選ぶことが大切です。
防犯ステッカーに関する質問
セコムと契約していなくても防犯ステッカーだけ貼っていいのですか?
そもそもセコム・アルソックと契約していなければ、セコム・アルソックの防犯ステッカーを手に入れることは出来ません。
これは、セコム・アルソックの権威を守るために徹底されており、転売やコピーも厳しく監視されています。
セコム・アルソックの新しい防犯ステッカーにはシリアルナンバーも記載されており、本当に契約者であるかどうかの見分けもつくようになっています。
トラブルを避けるためにも、契約していない場合は貼らないことをオススメします。
セコムのデザインに似たもので防犯は出来ますか?
市販で売っている防犯ステッカーの中にも、セコムやアルソックのステッカーと見間違えるほど似たデザインのものもあります。
しかし、あまりオススメはしません。
犯罪者が窃盗などの犯行を行う時は必ずといっていいほど下見を行います。
その下見の際に防犯ステッカーが偽物だと見破れると非常に危険だからです。
警備会社と契約している知り合いからもらったものを貼っても大丈夫か?
防犯ステッカーが偽物だと分かりながら貼るのは非常に危険です。
先ほどもお伝えしましたがセコムでは自社のステッカーの販売は一切行っておらず、契約者にのみ必要な分を配布しています。
またセコムステッカーは譲渡ではなく、あくまで契約者に貸し出すという形をとっています。
そのため、契約者はSEKOMとの契約解除すると、ステッカーの返却、もしくは破棄を行うようSECOMから命じられます。
また、セコムステッカーはレンタル品なので転売、貸与、譲渡も当然禁じられています。
セキリュティを考えるのであれば防犯ステッカーと防犯カメラの併用を
いかがでしたでしょうか?
防犯を考えるうえで防犯ステッカーは安価で手っ取り早いものです。
しかし、方法を間違えると犯罪対策が甘いと思われてしまう可能性がありますので気をつけましょう。
防犯ステッカー以外にもダミーカメラを設置するという選択肢もあります。
興味がある場合はぜひ、
『【2019年版】防犯カメラが”ダミー”だとバレる特徴5選|防犯効果についても徹底解説!』
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