【厳選4選】防犯カメラの録画は何が一番?保存期間の違いなども紹介
2019.10.01
防犯カメラの効果を最大化するためには録画した映像をしっかりと残しておくということが非常に大切になります。
またその映像の質が悪くて、犯罪者の顔や服が見えなければ証拠になりません。
今回はそういった防犯カメラで撮影する録画映像の中でも
- どの録画機に記録するのが一番いいのか
- 保存期間はどのように違うのか
- 録画機のタイプのメリット・デメリット
について共に紹介していきます。
目次
防犯カメラの録画機1.ネットワークビデオレコーダー記録タイプ
近年、このタイプの防犯カメラが非常に増えてきています。
有線、もしくは無線Wi-Fiでインターネットにカメラを接続し、そのインターネットにレコーダーも接続し、遠隔で映像を送り録画を行うタイプです。
録画を行うのはハードディスクです。実際はサーバーを設置し、カメラの制御システムと一緒に管理することが一般的です。
防犯カメラの録画をネットワークビデオレコーダーで行うメリット・デメリット
メリットは
- 防犯カメラ本体で録画を行うタイプと比べて、映像の保存期間を長くすることができる。
- 防犯カメラの映像を一括で管理することができる。
- 防犯カメラを壊されたとしても、録画した映像は守られる。
デメリットは
- ビデオレコーダーが故障してしまうと、接続されている防犯カメラの録画ストップしています。
- 防犯カメラを導入する時の費用が少し高い
- 防犯カメラの導入後は映像の保存期間を長くすることができない。
などがあげられます。
防犯カメラの録画機2.本体内蔵型タイプ
本体にハードディスクやメモリーカードが内蔵しているタイプです。
室内、家庭用の防犯カメラの種類だとこの本体内蔵型タイプが多いでしょう。
防犯カメラ本体で録画しながらモニタリングできるものもありますが、基本的にはリアルタイムでの監視は行わず、犯罪者への威嚇目的で利用されることが多いでしょう。
高性能なものであれば無線(Wi-Fi)で接続し、映像をワイヤレスでダウンロードし確認できるモデルもあります。
防犯カメラの録画を本体で行うメリット・デメリット
メリットは
- 古いデータから1ヶ月おきなどで消えていくタイプであれば管理が楽になる。
- 電源さえあれば、設置可能なので費用がかからない。
デメリットは
- リアルタイムに映像確認することが出来ないので、問題が発生してから映像を見返すこととなってしまう。
- カメラを犯罪者などに破損・盗難された場合にデータも持っていかれる可能性がある
- 保存できるデータ容量が比較的少なく、古いデータを取り出すことが難しい
などがあげられます。
防犯カメラの録画機3.無線機記録タイプ
映像を録画するカメラが電波で映像を送り、離れた場所にある親機が電波を受信し記録する無線機記録タイプもあります。
このタイプではSDカードを用いて記録することが多いです。
防犯カメラの無線機で行うメリット・デメリット
メリットは
- ワイヤレスで映像を送信するので、配線が不要となり設置が簡単です。
デメリットは
- SDカードでの保存の場合、ビデオレコーダーのように映像を長く保存することは出来ません。
- 送信機である防犯カメラと親機の距離が遠すぎると映像を送ることができなくなるので、場所に制限が生まれてしまう。
などがあげられます。
防犯カメラの録画機4.クラウド記録型タイプ
NVRと呼ばれるネットワーク・ビデオ・レコーダーを最後に紹介します。
これはサーバーの部分をクラウド化したものになります。
録画映像をクラウドサーバー上に保存することができるので、破損の心配もなく管理も効率的に行うことが出来ます。
またクラウドのシステムに関してもクラウドサービスを提供している専用の会社が管理しているので安心です。
防犯カメラの録画をクラウドで行うメリット・デメリット
メリットは
- サーバーは専門業者が管理しているので、稼働は安心して行われる。
- 映像の保存期間を長くすることが出来る
- 初期導入費用を抑えることができる
デメリットは
- 毎月の固定費用がかかってくるので、長期的に見ると高くなる可能性がある
などがあげられます。
防犯カメラを録画する媒体まとめ
録画の種類 | 価格 | 毎月のコスト | 録画が可能な時間 | 詳細 |
HDDに録画 | 安い | なし | 長い | 一般的 よく使われる |
---|---|---|---|---|
SDカードに録画 | 安い | 毎年交換 | 短い | 交換が必要になる |
SSDに録画 | 高い | なし | 短い | 屋外に適している |
クラウドで録画する | 安い | 高い | 長い | インターネットが必要 |
録画の保存期間・録画可能時間が長いのはHDD、クラウドです。
長く保存したい場合はやはりHDDがおすすめとなります。
防犯カメラを録画するSDカードとHDDとSSDの違い
SDカードで録画する
SDカードによる録画は記録時間も短く、耐久性が弱いので長期間持たないので、定期的に交換する必要があります。
HDDで録画する
HDDはHard Disk Drive(ハードディスクドライブ)の略称です。
データやプログラムなどを電磁的に書き込んだり読み出したりする記憶装置です。
HDDの中身の構造としては、中にデータを記録するプラッタと呼ばれる磁性体が塗られた円盤が複数入っており、そこに磁気ヘッドで書き込み・読み出しをする仕組みになっています。
SDDで録画する
SSDはSolid State Drive(ソリッドステートドライブ)の略称です。
基本的にはHDDと同様の記憶装置で、半導体素子メモリを使ったドライブ(記憶媒体)のことを指します。
SDカードで録画するメリットとデメリット
SDカードのメリットは管理が簡単なことです。
デメリットとしては小さいものだと4GB、大きいものでも128GBと容量が少ないことです。
HDDで録画するメリットとデメリット
HDDのメリットは保存できるデータが大きいことです。
HDDのデメリットとしては消費電力が大きいことや構造的に衝撃に弱いということがあげれられます。
SSDのメリットとデメリット
SSDのメリットは読み書きの速度が早く、消費電力が少ないことです。
また、HDDと比べてもサイズが小さく軽いです。
SDDのデメリットは価格が割高になってしまうことやHDDと比べると容量が少なくなってしまうことです。
防犯カメラのフルビジョン録画
最近ではフルハイビジョンの防犯カメラが増えてきています。
AHD、TVI、CVIなどが新しい方式が生まれてキレイな映像を録画することが可能となりました。
防犯カメラの録画機オススメ
それでは今回はおすすめの録画機(レコーダー)について紹介します!
録画装置 おすすめ1.JP-HI7208HU-K2-OC(8h)
- アナログビデオ出力:8チャンネル
- 同軸同軸接続をサポートするBNCインターフェース(1.0 Vp-p、 75Ω)
- H.265 Pro + / H.265 Pro / H.265ビデオ圧縮をサポート
JP-HI7208HU-K2-OCの詳細が知りたい場合はこちら
録画装置 おすすめ2.JP-HI7204HQ-K1/OC(4h)
- アナログビデオ出力:4チャンネル
- 同軸同軸接続をサポートするBNCインターフェース( 1.0 Vp-p、 75Ω)
- 同軸ケーブルを介してPoCカメラに電源を供給します
JP-HI7204HQ-K1/OCの詳細が知りたい場合はこちら
人気の録画装置3.JP-HI7216HQ-K2-OC(16h)
- アナログビデオ出力:16チャンネル
- 同軸同軸接続をサポートするBNCインターフェース( 1.0 Vp-p、 75Ω)
- 内蔵HDD SATAポート×2(最大10TB搭載可)
JP-HI7216HQ-K2-OCの詳細が知りたい場合はこちら
防犯カメラの録画はセキリティにおいて最優先事項
いかがでしたでしょうか?
防犯カメラの録画の品質も画質を下げれば録画時間を長くすることが出来ます。
また逆に高品質のものであれば、大きな容量が必要となり録画が可能な時間は短くなってしまいます。
セキリュティの効果を最大限に行うためにも、録画機を何にするかしっかりと検討してみてください。
ご質問や疑問点があれば弊社にご相談ください。