防犯カメラを屋外へ設置する方法は簡単!?5つの注意点と設置方法について
2019.09.24
「屋外に設置する防犯カメラの中で、どの防犯カメラがおすすめなのか分からない。」
または
「どういった性能がある防犯カメラがおすすめなのか分からない。」
といった疑問は多いかもしれません。
今回は屋外用防犯カメラの中でも録画が出来るモデルを厳選して紹介していきます。
防犯カメラをお探しの場合は、どのモデルのかを考えながらぜひお読みください。
目次
屋外用の防犯カメラはバレッド型とドーム型の2種類
屋外用の防犯カメラの種類は大きく2つに分かれます。
用途によって使い分ける必要があります。
バレッド型は防犯性を重視
屋外用の防犯カメラの中でも一般的なのがこの「バレッド型」です。
屋外に設置するだけでその存在を犯罪者に知らせることができるので、防犯性を重視した防犯カメラといえるでしょう。
また、画質も良い防犯カメラも多く犯罪者の特定などに有効的です。
ドーム型は密かに監視
「ドーム型」の防犯カメラは屋内のコンビニなどに設置されることが多いです。
屋外でも飲食店などの場合、威圧感を少しでも減らしたいという理由からこのドーム型の防犯カメラを設置される方もおられます。
また、お子さまやペットの見守りとして使用するのにも適しています。
防犯カメラを屋外に設置する方法・手順
それでは屋外に設置をしていく方法・手順について紹介をしていきます。
1.防犯カメラの設置場所を決める
防犯カメラの設置場所は「どの場所から一番侵入してくる(被害を受ける)可能性が高いか」を考えてから決めます。
その場所を特定し、その付近で防犯カメラが設置可能な壁を探します。
例えば、駐車場の車のイタズラを防止したい場合、駐車場に設置する必要があります。
自宅の駐車場に設置する場合、駐車場近くに壁がない場合は家の壁面から駐車場側を移せるように撮影すれば車に向かう人物と車が映ります。
2屋外用防犯カメラの機種を決める
設置位置が決まったら、目的にあった防犯カメラを決めます。
機種を選ぶ基準としては
- 犯行抑止効果を考えて大きいもの
- 屋内用ではなく屋外用
- 夜間でも撮影できる赤外線照射機能がついているもの
- アナログカメラにするのかハイビジョンカメラにするのか
などを考えます。
法人で店舗などを経営されている場合は長期間使うことが多いと思いますし、しっかりとした画質の防犯カメラが必須になってくると思いますので、防犯カメラ専門の会社に依頼されてもいいかもしれません
3防犯カメラを屋外に設置する部材を用意する
実際の屋外の防犯カメラを設置するとなると
- 防犯カメラケーブル
- 配線モール
- PF管
- PF管用ボックスコネクタ
- ビニールテープ
- コーキング樹脂
- サドル
- 電動ドリル
- 脚立
- ドライバーセット
- ニッパー
などといったものが必要になってきます。
出典:モノタロウ
必要なものを見た段階で「面倒だな」と思われる場合は業者に依頼してもいいかもしれません。
4防犯カメラ用の配線を整える
次に室内から穴を空けて、防犯カメラケーブルが数本通る貫通孔を作ります。
その後、防犯カメラをねじで止め、PF管に防犯カメラ線を通していきます。
PF管が土の地面を通る場合は30cmから60cmほど埋めることが一般的ですが、もし厳しい場合はそのままにしておいても構いません。
5防犯カメラを接続する
まずは録画装置に付属されている電源アダプタを差し、電源アダプタをコンセントに差します。
次に録画装置の映像出力に適合するケーブルを差し、テレビの映像入力に差します。実際にテレビの入力切り替えを行い、画面を映し出します。
カメラ用電源アダプタをコンセントに差し、引き込んできたカメラの電源線のコネクタと接続します。引き込んできたカメラの映像線の先端のコネクタを録画装置のBNCコネクタに接続します。
(※ワンケーブルカメラの場合は最後の作業のみで済む場合もあります。)
この作業が出来れば、実際に防犯カメラの映像を映し出すことができます。
防犯カメラを屋外に設置が面倒だなと思った場合は?
防犯カメラを実際に設置するのは簡単ではありません。
経験者の方ではない限り、業者にお任せした方が時間的にもコスト的にも効率がいい場合が多いです。
屋外に防犯カメラを設置されたい場合はぜひ弊社にご連絡ください。
防犯カメラを屋外に設置する際の5つの注意点
屋外用防犯カメラの注意点(特徴)として、様々な点があげれます。
今回はその中から5つを紹介します!
防犯カメラを屋外に設置する際の注意点1.逆光にならないか
屋外に設置した際に注意しなければならないのが逆光です。
南の方向や西の方向を撮影する時は逆光になりやすいので、特に注意が必要になってきます。
屋外用の防犯カメラは【逆光補正機能】がついているものがオススメになります。
また逆光補正以外にもワイドダイナミックレンジ(WDR)機能も必要になります。
これは明るいところと暗いところの差が激しい場合でもしっかりと映し出してくれる機能です。
マンションのエントランスや駐車場では朝と夜では明るさに大きな違いが生まれてくるので、この機能もあった方がいいです。
防犯カメラを屋外に設置する際の注意点2.防水なのかどうか
屋外で屋根のないところに設置する場合は、防水設計されていることが非常に重要となります。
雨の日に犯罪が起きることも少なくはありませんので、防水機能がなく、防犯カメラが潰れてしまっていては意味がありません。
最近ではハウジングとよばれる防滴加工機材を使って防水をすることもありますが、防犯カメラ自体が防水でないと故障することも少なくありません。注意しましょう。
防犯カメラを屋外に設置する際の注意点3.Wi-Fiが届くか
無線の防犯カメラの場合、防犯カメラと家のWi-Fi(ルーター)と接続が出来ているのかを確認する必要があります。
カメラの設置場所に電波が届いていないと、Wi-Fiモデルの防犯カメラであっても連携が出来ません。
もし距離が遠くて電波が届かない場合などは、無線LAN中継機を使うという方法もあります。
防犯カメラを屋外に設置する際の注意点4.雰囲気にあっているか
例えば、レストランなどでは防犯カメラの存在を必要以上に意識させるとお客さまに緊張感を与えることとなってしまいます。
ですので、防犯カメラはその場にふさわしいものを選ぶことが大切です。
防犯カメラを屋外に設置する際の注意点5.適切な場所かどうか
防犯カメラを設置するには、効果が最大化されるように適切な場所に配置を行うことが大切になってきます。
例えば学校に防犯カメラを設置する場合
- 校門
- 昇降口
- 歩道が見える場所
などに配置する必要があります。
犯罪者は犯行を行う前に下見に来ることがあります。
その際のデータも記録することができればより強い証拠をつくることが出来ます。
例えばマンションに屋外用の防犯カメラを設置する場合
マンションに防犯カメラを設置する場合であれば、
- エントランス
- 駐車場
- 駐輪場
- 出入り口
- ゴミ捨て場
- 通路
- 集合ポスト
などに配置するといいでしょう。
もしあなたの店舗のどこに配置すればいいのか、また、何台のカメラを必要なのか分からない場合はお気軽に弊社にご連絡ください。