防犯カメラの取り付けに関する注意点とその5つの手順|おすすめの金具も紹介!
2019.10.15
目次
防犯カメラを取り付ける際の注意点5つ
防犯カメラを取り付ける際には注意点があります。
防犯カメラの位置や今から紹介するポイントを間違えてしまうと、防犯対策をしっかりと行えず逆効果になりかねません。
今からお伝えする5つの注意点をしっかりと守り、大切なご家族や社員の方、または個人や会社の資産を守るようにしましょう。
防犯カメラを取り付ける際の注意点1.防犯カメラの種類を間違えない
防犯カメラのなかでも設置する目的にあったものを取り付ける。ということがポイントの1つです。
防犯カメラを取り付けることは防犯対策だけでなく、さまざまな目的・用途で活用されます。
店舗では
- 防犯・不正防止以外にも1日の顧客属性の把握
- 顧客が店内でどんな動きをするのかといった動線の可視化などのマーケティング目的
で防犯カメラを取り付けるところもあります。
防犯カメラの種類を間違わないことが大切です。
防犯カメラを取り付ける際の注意点2.防犯カメラの目的を決める
防犯カメラを屋内に取り付けるのか、屋外に取り付けるのかによっても変わってきます。
たとえば玄関などの出入口に防犯カメラを取り付けることで、空き巣や不審者の侵入を防ぐことができます。
防犯カメラは入口側を映すようにすることで出入りする人も把握できますし、ドアの鍵を開けようとする姿も捉えることができます。
また窓からの侵入も多いため、人目に付きにくく、窓からの侵入が出来そうな低層階の部分も防犯カメラを設置することでセキュリティの強化が可能になります。
ほかにも建物側を映すのではなく、外側に向けて設置することで、不審者への威嚇やイタズラ防止に繋げることができます。
防犯カメラを取り付ける際の注意点3.防犯カメラの設置場所
防犯カメラを取り付ける場所を決めたら、その場所にあったものを探す必要があります。
現在、防犯カメラにはさまざまな種類が登場しており、目的や場所に合わせた機能を持っています。
家庭用であれば、場所を取らないコンパクトタイプ、屋外だと防水機能や夜間監視ができるものなどがあります。
屋外を監視するのに、防水機能などがない屋内用カメラを設置しても、うまく機能しないまま壊れてしまうこともあります。
また逆に屋外用のものを屋内に取り付けると違和感が生まれてしまう可能性もあります。
防犯カメラの設置場所に関して詳しく知りたい場合は
『防犯カメラの設置場所3選を紹介!屋内・屋外の場合を徹底解説(2019年版)』
の記事もあわせてお読みください。
防犯カメラを取り付ける際の注意点4.防犯カメラが撮影する範囲を知る
防犯カメラによって撮影できる範囲は変わってきます。
取り付ける前にその防犯カメラが撮影する範囲を把握することが重要になります。
屋外であれば長距離用のタイプ、屋内であれば近距離用のタイプが多いです。
防犯カメラを取り付ける際の注意点5.近隣に伝える
防犯カメラを取り付けていることを周囲にしっかりと伝えることも重要です。
他の方の敷地が映ってしまう場合、「隠し撮りをされてしまった。」と訴えられる可能性も出てきます。
大きなトラブルになってしまう前に防いでおきましょう。
防犯カメラを取り付ける方法
それでは防犯カメラを取り付ける方法についてステップごとに紹介していきます
1防犯カメラの設置場所を決める
防犯カメラを取り付ける場所は「どの場所から一番侵入してくる(被害を受ける)可能性が高いか」を考えてから決めます。
その場所を特定し、その付近で防犯カメラが取り付けられる壁を探します。
例えば、駐車場の車のイタズラを防止したい場合、駐車場に取り付ける必要があります。
自宅の駐車場に設置する場合、駐車場近くに壁がない場合は家の壁面から駐車場側を移せるように撮影すれば車に向かう人物と車が映ります。
2防犯カメラの機種を決める
取り付ける位置が決まったら、目的にあった防犯カメラを決めます。
機種を選ぶ基準としては
- 犯行抑止効果を考えて大きいもの
- 屋内用ではなく屋外用
- 夜間でも撮影できる赤外線照射機能がついているもの
- アナログカメラにするのかハイビジョンカメラにするのか
などを考えます。
法人で店舗などを経営されている場合は長期間使うことが多いと思いますし、しっかりとした画質の防犯カメラが必須になってくると思いますので防犯カメラ専門の会社に依頼されてもいいかもしれません
3防犯カメラを屋外に設置する部材を用意する
実際の防犯カメラを取り付けるとなると
- 防犯カメラケーブル
- 配線モール
- PF管
- PF管用ボックスコネクタ
- ビニールテープ
- コーキング樹脂
- サドル
- 電動ドリル
- 脚立
- ドライバーセット
- ニッパー
などといったものが必要になってきます。
必要なものを見た段階で「面倒だな」と思われる場合は業者に依頼してもいいかもしれません。
4防犯カメラ用の配線を整える
次に室内から穴を空けて、防犯カメラケーブルが数本通る貫通孔を作ります。
その後防犯カメラをねじで止め、PF管の防犯カメラ線を通していきます。
PF管が土の地面を通る場合は30cmから60cmほど埋めることが一般的ですが、もし厳しい場合はそのままにしておいても構いません。
5防犯カメラを接続する
まずは録画装置に付属されている電源アダプタを差し、電源アダプタをコンセントに差します。
次に録画装置の映像出力に適合するケーブルを差し、テレビの映像入力に差します。
実際にテレビの入力切り替えを行い、画面を映し出します。
カメラ用電源アダプタをコンセントに差し、引き込んできたカメラの電源線のコネクタと接続します。
引き込んできたカメラの映像線の先端のコネクタを録画装置のBNCコネクタに接続します。
この作業が出来れば、実際に防犯カメラの映像を映し出すことができます。
防犯カメラを屋外に設置が面倒だなと思った場合は?
防犯カメラを実際に設置するのは簡単ではありません。
経験者の方ではない限り、会社にお任せした方が時間的にもコスト的にも効率がいい場合が多いです。
屋外に防犯カメラを設置されたい場合はぜひ弊社にご連絡ください。
防犯カメラを取り付ける金具について
防犯カメラの金具にはさまざまな種類があります。
防犯カメラを取り付ける金具 WH-31
出典:モノタロウ
この防犯カメラ取付金具は、最も短いものになります。
防犯カメラによっては下に向けるとカメラが天井に当たることがあります。
防犯カメラを水平方向に向ける場所であれば問題ありません。
防犯カメラを取り付ける金具 WH-LS3
出典:モノタロウ
この取付金具は人気です。コンビニではよくこの金具が使われています。
すっきりとしていてスタイリッシュなデザインでケーブルもパイプの中にあるので、見た目も良いです。
防犯カメラの取り付けは簡単ではないことが多い
いかがでしたでしょうか?
「防犯カメラの取り付けは自分で行った方がいいんじゃないか?」と考えられる方もおられるかと思いますが、実際はさまざまなポイントがあるため難しいと思います。
過去に防犯カメラを取り付けられた経験がある場合ですと考えられてもいいかもしれませんがあまりオススメはしません。
防犯カメラに関して何かご相談があればぜひ下記よりご連絡ください。