《注意!!》ダメなダミー防犯カメラの見分け方7選を徹底解説【2019年最新版】
2019.09.30
目次
ダミーの防犯カメラの良い点
ダミーの防犯カメラは電気代のランニングコストがかからない。ということがメリットとしてあげられるでしょう。
ただ、ダミーの防犯カメラはダミー(ニセ)ですので、いかに本物の防犯カメラと信じさせるのかが重要になってきます。
子供のいたずらや家族などを想定する場合は問題ないですが、犯罪を防ぐための防犯対策としてダミーカメラを使用する場合は注意が必要です。
ダミーの防犯カメラだと見分けられると生命の危険
全国的な窃盗被害の件数は減少傾向にありますが、被害総額はかなりの金額に及びます。
1回の侵入や窃盗されるとその被害額は、最も多いのが数万円ほどの金額となっています。
一度空き巣などの被害にあった場所は、再び狙われる確率が高いとのデータもありますし、認知件数の中でもダントツに多いのが窃盗です。
出典:法務省
こうした窃盗の被害をへらす、また証拠を残すために必要なのが防犯カメラなのですが、費用の問題で導入が厳しい場合はダミーの防犯カメラという案が出てきます。
ダミーの防犯カメラの見分け方1.配線がない
本物の防犯カメラと、ダミーの防犯カメラを見分けるポイントの一つに
「配線がまったくないか、もしくは途中で切れてしまっている。」ということがあります。
本物の防犯カメラには基本的に配線が出ていますがダミーの防犯カメラでは配線がない場合があります。
こういったポイントはプロの窃盗犯からすると、簡単に見破られてしまいます。
ダミーの防犯カメラを設置する場合は配線にもしっかり気を配ったものを選ぶ方が、より威嚇効果が高まるでしょう。
ダミーの防犯カメラの見分け方2.カメラの位置が適切でない
防犯カメラを設置する高さも重要なポイントとなります。
防犯カメラが手の届く高さに取り付けられていた場合、比較的近くで観察できるためダミーの防犯カメラだとばれる確率が高まってしまいます。
また、カメラを破壊される危険もあります。
ですから、カメラはあまり低い位置に取り付けない方が安全でしょう。
また高すぎるとカメラの存在も気付かれにくくなってしまい、威嚇効果が薄くなります。
地上から3.5mほどの高さに取り付けるのがオススメです。
ダミーの防犯カメラの見分け方3.カメラにホコリがない
防犯カメラの汚れ具合もダミーなのかどうか見分ける際に重要なポイントとなります。
一般的な防犯カメラは電源と繋がっており、通電しているので静電気が発生してどうしてもホコリがついてしまいます。
その一方ダミーの防犯カメラは電気が通っていないので、非常にきれいなことが多いです。
プロの犯罪者はこういった点に注意してターゲットを選定するので、一定の期間を経てもきれいなままの防犯カメラはダミーだとバレやすいと言えるでしょう。
ダミーの防犯カメラの見分け方4.LED常時点灯している
ダミーの防犯カメラは常時点灯しています。
本物の防犯カメラは、夜間に赤外線LEDを点灯させることで暗闇でも映像を映すことができます。
その際LEDも赤く光っていますが、昼間の明るい時間帯では点灯しません。ですから、常時赤いランプが灯っているのは、逆に不自然なのです。
本物の防犯カメラはLEDランプが点灯することはありませんので、こういった点も詳しい方からするとダミーだと見分けられてしまうポイントになります。
ダミーの防犯カメラの見分け方5.外観や質感が安っぽい
ダミーの防犯カメラは安いので、プラスチック製であることがほとんどなのです。
屋外用、屋内用の防犯カメラはアルミなどで出来ていることが多いので、すぐにダミーだと分かってしまいます。
ダミーの防犯カメラの見分け方6.首振りの動作がおかしい
ダミーの防犯カメラの中でも首の部分が動くタイプがありますが、オススメしません。
ぎこちなく動いているとそれがかえって、ダミーだと分かってしまう理由になってしまいます。
首が動くタイプではなく、止まっているほうが自然です。
ダミーの防犯カメラの見分け方7.屋内用のカメラが設置されている
屋内用の防犯カメラはドーム型と呼ばれるタイプで、丸いカプセル型の形状をしています。
一方屋外用のカメラの場合ではドーム型の防犯カメラはあまりありません。
このように屋内用のダミーカメラを屋外に設置してしまうケースにも注意が必要です。
ダミーの防犯カメラではバレッド型がオススメ
バレッド型は防水タイプであることが多く、何より威圧感を一番演出できるタイプの防犯カメラとしてオススメです。
このタイプのダミーカメラを使用される際はセンサーライトと併用されることがオススメです。
泥棒は光を嫌いますので、人に反応して点灯するライトがあればオススメです。
他にもドーム型、ボックス型がある
ドーム型の防犯カメラは室内で使われることが多いです。
このドーム型は、内部のカメラがどの方向をむいているのか判断できないので、死角を見つけにくいことがメリットです。
カバーがかかっているため、本物とダミーの違いがわかりにくいです。
このドーム型が屋外に設置されているとダミーだと分かってしまう可能性が高くなりますので、注意してください。
ボックス型のカメラは四角い見た目をしています。
基本的には視野が狭いので、数台を設置することが必要になってきます。
ダミーの防犯カメラを購入する際の注意点
ダミーの監視カメラは見た目が本物そっくりなものであっても、結局はダミー(偽物)です。
不自然な点、またダミーだと見分けられると危険な目に会う可能性がありますので、
- 配線がない
- カメラの位置が適切でない
- カメラにホコリがない
- LED常時点灯している
- 外観や質感が安っぽい
- 首振りの動作がおかしい
- .屋内用のカメラが設置されている
このポイントをしっかりと理解した上で購入されることをオススメします。
ダミーの防犯カメラは併設するのがオススメ
本物のカメラを目立ちにくい場所に設置し、意図的にダミーカメラを多数分かりやすい場所に設置して防犯の抑止力を高めるという方法もあります。
本物の防犯カメラを複数台使用する際に、ダミーカメラを混ぜておくことも価格を抑えられます。
ダミーカメラのデメリットは録画ができず、実際に問題、犯罪が起こった時に映像を残すことが出来ないことになります。
万全のセキュリティ対策を検討される場合はダミーカメラではなく、防犯カメラがオススメです。
ダミーの防犯カメラの見分け方7選 まとめ
泥棒はダミーの防犯カメラの見分け方を知っています。
防犯、セキリュティの対策として一番効率的なのはやはり本物の防犯カメラをつけることです。
敷地内数箇所に防犯カメラを配置するとなると予算的にも厳しいという場合はその内の数台をダミーにするなど工夫されてもいいかもしれません。
防犯カメラの導入を検討されている場合はぜひ、弊社にご相談ください。